循環器内科

血液やリンパ液といった液体は常に体内で循環しているわけですが、この循環に関係している器官のことを循環器と言います。具体的には、心臓、血管（動脈・静脈）、毛細血管、リンパ管で、これらで起きた異常や病気について、診察・検査・治療を行っていくのが循環器内科です。

心臓や血管の病気と聞くとピンと来ない方もいるかもしれませんが、生活習慣病のひとつである高血圧症も循環器の病気です。同疾患は、日本人の3人に1人の割合で患者さまがいるのではないかと言われています。しかも自覚症状が出にくいので放置しやすいのも特徴です。そのため血管をどんどん傷つけていくわけですが、人によっては脳卒中、腎臓病などの合併症を発症して初めて気づいたという方もいるくらいです。このような状態を招かないようにするには、日頃から血圧測定を行い、数値の異常に気づいたら一度当院をご受診ください。

当院を受診し、何らかの循環器の病気が疑われると、聴診、心電図（12誘導心電図、ホルター心電図 等）、心エコー（心臓超音波検査）等を行うなどして総合的に判断し、診断・治療を行っていきます。

なお循環器疾患が疑われる症状は以下のものが挙げられます。心当たりのある方は、お気軽にご相談ください。