健康診断について

健康診断

健康診断は、発症しても自覚症状が出にくく、放置すれば重症化しやすい生活習慣病などの病気を早期に発見し、早期治療をすることで発症リスクを低減させることを目的に行います。また各種検査を行い、ご自身の健康状態を知ることで、健康の増進に努めるなど、あらかじめ病気を予防するという使い方もできます。

当院が実施している健康診断には特定健診と後期高齢者検診がありますが、主として後期高齢者検診を行っております。

健康診断は自分の体と向き合うきっかけです

会社や学校、あるいはクリニック等で受診した健康診断の結果を見ると「要再検査」や「要精密検査」の項目があったという経験を持つ方も少なくないと思われます。それでも、身体に異常を感じない、仕事が多忙などの理由で再検査を受けることなく、1年が経過してまた健康診断を受診するというサイクルを繰り返している方もいることでしょう。

ちなみに再検査の項目があっても必ず受けなくてはならないという決まりはありません。ただこれを機会に自らの身体を見直し、健康に関する意識や行動を変えてみてはいかがでしょうか。健康に努めることに遅すぎるということはありません。

ワクチンについて

ワクチンとは、病原体(細菌・ウイルス)の病原性を極限まで弱める、あるいは無力化させて作られた液体のことを言います。この場合、流行しやすい、あるいは発症すると重症化しやすい感染症に用いられます。ワクチンを体内に接種することで、特定の病原体に対する免疫がつくようになります。その後、同様の病原体が体内に侵入したとしても、発症しにくくなるか、発症しても軽度で済むようになります。あらかじめ予防したい感染症に対して行われることから、予防接種とも呼ばれます。

このようにワクチン接種は、個人の身を守ることで行いますが、このような方々が増えることで集団免疫を獲得すれば、ワクチン接種をできない方々への市中での感染リスクも低減するなど流行を防ぐことにもつながります。そのため社会を守るという面においても予防接種は大切なのです。

当院では、以下の予防接種を行っています。

インフルエンザワクチン

インフルエンザには、手洗い、マスクの着用など予防対策はいくつかありますが、最も有効とされているのがインフルエンザワクチンの接種です。ただこの場合、より効果を高くさせるために時期も考慮して打つ必要があります。インフルエンザは、毎年12月~3月にかけて流行します。また同ワクチンは1回の接種による持続効果期間が5ヵ月で、接種後に効力を発揮するまでに2週間程度かかります。このことから、できるだけ効果を高くしたいのであれば、遅くとも流行のピークとなる1月の直前、12月中旬までに接種を終えるようにしてください。なお多くの自治体では、毎年10月頃からインフルエンザワクチンの接種を開始しています。

ちなみに13歳未満のお子さまについては、計2回の接種が必要です。1回目から2回目を受ける間隔については2~4週間程度の期間を空けてください。

肺炎球菌ワクチン

成人が発症する肺炎で最も多い原因が肺炎球菌の感染によるものです。また肺炎は日本人の死因第5位となっていますが、死亡者の9割以上が65歳以上の高齢者です。このことから、高齢者の肺炎球菌ワクチンの接種は、定期予防接種となっています。

臼杵市でも1回限定ではありますが、当年度で65・70・75・80・85・90・95・100歳になる方、60~64歳の方で心臓、腎臓、呼吸器の機能などに重度の障害がある方については、肺炎球菌ワクチンを公費一部助成で受けられます。ちなみにこれまでに23価肺炎球菌ワクチンを1度でも接種された方は対象外となります。詳細につきましては、臼杵市の公式サイトをご参照ください。

臼杵市の「予防接種の種類と対象年齢」はこちら

なお再接種を希望される方など定期予防接種対象外の方でも同ワクチンを接種することは可能です。ただし、前回の接種から5年未満で接種すれば、注射部位に強い痛みがみられますので注意が必要です。